金剛山【ツツジオ谷・細尾道(下山)】:完全氷瀑の二の滝に惹かれてまさかの2連チャン
完全凍結したというニュースを聞いて再度行ってみようと決心しました。
実は霧氷バスでどこかへ行く予定だったんですが、いかんせん気温の関係と
シーズンで人が多いということでこちらになりました。結果は良かったと思っています。
ここ最近は冷え込みが浅いので霧氷としてはちょっとイマイチの条件があるので
こっちに軍配が上がります。
さて道案内をしましょうか。実はツツジオ谷のルートを説明してほしいとの問い合わせが
ありましたので実際に説明します。
ここはおなじみ、まつまさです。ここを右に行くと千早本道です。ここを左です。
いろんな施設がありますが概ね車道をずっと歩きます。
このポイントですが、まっすぐはゲートがあります。こちらはカトラ谷に行く道です。
なので右になります。
次にしばらく歩くとガードレールが見えてきますので右折です。ちなみにガードレールの
角にツツジオ谷と書いてあるのでご確認ください。
さて行きましょう~。
小氷瀑も楽しみながら~。
ツツジオ谷は破線ではありますが荒れているということでさほど不明瞭ではありません。
もちろん足元に注意しないといけませんが・・・
こういう岩場のトラバースが凍結しているので気を付けないといけないのですよ。
途中で橋があります。丸太橋です。渡ればツツジオ谷、渡らないとタカハタ道です。
ツツジオは常に沢ぞいなので間違えたら気づくでしょう。
一般登山道ではありません。なのでこういう倒木とか普通にありますのでご注意を・・・
慣れてない方の行動は推奨しません。熟練者と一緒に行くことをおすすめします。
沢道はホント滑りますのでご注意・・・
堰堤の水も凍っております。これは期待出来るでしょう(^^。
これが一ノ滝の氷瀑です。完全凍結ですが下部はちょっと欠けているのかな・・・
遠くから見たらこんな感じです。最初、二の滝だと思ったんで一瞬アレ?と思ったんですけどねw。
この通り沢は殆ど時が止まっておりました。
いよいよ満を持して見えてきましたよ~。
すごい豪快ですね~。情報を頂いたハイカーさんに感謝です。
実際はやや滝の内部で水の流れはありましたが概ね完全に氷瀑しておりました。
この迫力はすごいですよ。一見の価値ありです。
ピークということでけっこうな人は見に来ていたようですが、大渋滞とかそんなことはなく
一人の時間もしばらく設けられて良い時間を過ごせましたよ。
下から見上げるのが一番豪快なショットです!。
右側から見ると繊細なつららが。
まさに横の広がりがなんともいえないです。まさに自然の造形美。
去年よりかなり美しい造形で感動モンです。
しばらくゆっくりと眺めた後、後続の方が来られたので写真をお願いして後にしました。
ちょっと上がった場所から眺めるのも良いではないでしょうか?
ちなみに二の滝横の巻き道はけっこうな坂で滑りやすいので注意ください。
私も滑りました(><。
二の滝上部もがっちがちです。そして氷瀑がいくつもあります。
ただこの辺の道は岩と氷のミックスだったりするのでおきをつけください。
そして斜面もけっこう急なので言うまでもありません。
ノーアイゼンではけっこう厳しいことになっております。
もちろん私は軽アイゼンはしますがw。
沢も完全に流れが止まっておりつるつるです。
そして上を見上げると植林で薄暗い雰囲気です。最後はこの植林帯を上り詰めたところが尾根です。
このようにだんだんと明るくなります。
尾根まで出ましたが霧氷の状況はあまりよろしくない様子。やはり気温が高いのでしょう。
ただ山頂だけはすごい人だかりです。すべての登山道が集結する場所ですから・・・
でも、マイナーな登山道だとさほど混むということはありません。ほぼ分散というか
半数以上が千早本道とロープーウェイと思われます。
ある程度かじってないと他のルートを使う人はいないと思います。
葛城岳周辺はまだ樹氷が残っておりまして楽しめました。
このあたりが野鳥の森なんでしょうか。カメラマンも多く見受けられました。
休みはちはや園地もレジャー化しています。
帰りは細尾谷から下ります。
この登山道もカチカチです。アイスバーンですね。
やはりちょっと山頂から外れると人が激減します。というか殆ど人にすれ違わなかったです。
雪解けの沢と木漏れ日でなんとなく癒されますね~。
この道も好きです。
ちなみに冬の花と言われる氷華には出会えませんでした。
なんか枯れ木に霜のように付着しているとのことですが未だ確認したことはありません。
今季間に合うのでしょうか。
最後、念仏坂と合流してゴール地点へと向かいます。
久々の金剛山でしたが何と連チャンしてしまいました(^^;
目当ては氷瀑。最近の気温は不安定なのでどこまで持続するか不透明ですから
行けるときに行っておかないとすぐに落ちますからね。
そういった意味ではピンポイントで責められたかと思います。
GPS端末:XperiaUL