大峰「弥山・八経ヶ岳」:梅雨の合間を利用して緑の中をひた歩く
そして大峰山として知られております。
いずれはと考えておりましたが、今回、山仲間である、せみさんと
前回、山のオフ会にて投合し行くことになりました。
が・・・けっこう以前からせみさんとは弥山には登る予定にしてましたが
何かと天候とかいろいろ問題があって伸びておりました。
せみさんの車で天川村の役場で、そこで和歌山から来られたつーさんと黒猫ママさんが合流。
天川村役場から延々と309号を行き行者還トンネル前まで来るとそこが登山口となる。
けっこうな車が止まっていたがなんとか止めることが出来た。
日程:6月29日 場所:弥山・八経ヶ岳(大峰山) 天気:曇りときどき晴れ
メンバー:4人
♂ つーさん 私
♀ せみさん 黒猫ママさん
道の脇からスタート。
ここは名物の橋らしい・・・尖がりが印象的。
ここは序盤からけっこう傾斜がある・・・武奈ヶ岳っぽいかな。
まあ根っことかもけっこうあって奥深い印象です。
ただ稜線が近づいてくるとだんだんと草原地帯が増えてきて心地よいです。
大峰奥駆道に合流・・・ここは熊野本宮まで続いているとか・・・かなりのトレイルです。
さすがに大峰はらしさというかここにしかない感じです。
本当に大自然に来たというのはこのこと。黒猫ママさんも天然のクーラーが聞いているようと
この雰囲気を堪能されておりました。
バイケイソウでしたっけ・・・葉がやたら大きいです。
この辺に来ると一度行程が落ち着くようでゆったりとした森林浴が楽しめました。
弁天の森もなかなかの緑です。この時期に新緑ハイクが出来るなんて想像もしませんでした。
像をすぎたあたりから再度登りが出てきます。
ときおり山々の景観を望むことが出来ます。ちなみにこれは大普賢だと一瞬でわかる人もいるでしょう。
弥山特選の木段登りでしょうか?延々と木段が続きます。
ただし段差もあまりないので遊歩道的に歩くことが出来ますね。
この坂を超えるとぱあっと展望が開ける場所に出ます。
ここでも大峰奥駆の稜線を伺うことが出来ます。
ここからしばらく木段とアップが続いてその先に弥山小屋があります。
この小屋にたどり着いたころには天候も回復してきて良い感じだった。
登山仲間の知り合いがおられましたのでしばしお話する。
厳密には弥山頂上は小屋からちょっとはずれたところにある。
お子さんに案内してもらう。まだまだ元気があまっているようです。
弥山自体がかなり体力がいる山だと思うのですごいなと思います。
私が同じ頃、近辺ハイクくらいしかしてなかった覚えしかないですから。
八経ヶ岳と明星ヶ岳です。けっこう近くに見えますが往復するとけっこうなモンです。
片道で八経30分。明星1時間くらいでしょうか。
ピークハント目的であれば八経ヶ岳で充分でしょうが、明星も機会があれば
行ってみても良いかもしれませんね。
神社に一礼をしてから、弥山小屋方面へ。
小屋のちょっとはずれに国見八方覗という見晴の良いところがあります。
この通り、苔がなんとも美しいのですよ。
大普賢も展望することが出来ます。
ここで昼食を取ることにします。
またしても頂きもので申し訳ないのですが、せみさんが最近凝っておられるようで
おにぎりを使った、雑炊だそうです。このようにおにぎりと卵スープをおいて
お湯をそそぐことによって、雑炊(おちゃずけ?)のように頂けるということでした。
いろんな具材をおにぎりに仕込むことでいろんな味が楽しめるようです。
ごまとか海苔などがポイントで、塩もいれたら良いとのこと。
さらにわさびも持参されているようで、お手軽にいろんなパターンが楽しめるそうです。
卵スープは中華味やもずくスープとかでも良いかもしれませんね。
八方覗にてザックをデポして八経へピークハントしに行きます。
メンバーのつーさん等が時間があまりないそうで・・・
ここらへんの道はなんとも緑が豊富でした。せみさんがヨーロッパの森に来ているようだ
と言います。(来たことないそうですが(^^;)
このあたりはオオヤマレンゲの保護地があります。
すなわち探さなくても大概このあたりにあるということです。
結果は・・・残念でした~7月中旬くらいがピークとみられます。
まあ下調べしてなかったのでこんなもんでしょう。
山頂です。けっこう見晴しが良く快適ですね~
なかなか人がたくさん居ましたが。
木の墓場の殺風景な雰囲気と奥駆道が延々と続いております。
せみさんもカメラにいろんなこだわりがあるようでした。
なかなかベストショットがないとOKが出ません(^^;
しばしバックショット撮影に入った後に引き返すことにします。
大峰には独特の植物も多いです。杉のような苔のような植物も・・・
苔が美しいと感じるのは良い森の証拠なのかも。
白い花の群落も・・・金平糖とか言ってた人がいましたが(^^;
あとはデポしたザックを回収して引きかえすだけです。
ちなみにせみさんは下りが苦手なようです。2人2人のグループに分かれて下りました。
木漏れ日なんかもあったりして梅雨としては天候に恵まれていたなと思います。
コアジサイも見頃を迎えているようです。
最後はかなり前2人とは離されてまして、例の△の橋のところで靴を洗っている様子でした。
お待たせしました~
前々から行きたかった八経ヶ岳に行けて良かったです。
近いながら遠いという印象でしたが機会を得て良かったです。
せみさんとも去年お流れになってましたから実現して感無量でした(^^
弥山も好きになられたようで私としても満足いく山行でした。
また秋にでも機会があればよろしくお願いします。
GPSデーター:同行者提供