大峰「大普賢岳・七曜岳」②周回ルート後半はタフで体力を要する嶮しい原生林(?)
さて再度スタート。いきなり下りのようです。
このコース大峰らしさを感じるにはちょうど良いのではないでしょうか。
稜線に出ます。
日本岳なども印象的です。
しゃくなげなどの花もちょっと時期が早かったのではと思います。
サチさんはちょっと残念がってかかも・・・
女性のテンションが高くてオヤジーズ(?)は逆に押されてました(><
水太覗はハイライトと言えますね~大台ケ原方面の展望がドーンと見えます。
たんたんと笹薮の中を進みます。
国見岳です。実はピークはこの看板の裏側なんですが誰も行こうとはしませんでした。
私を含めピークハントには興味ないようです。
たんたんと進む。
薩摩転げという難所ということですが、危険さはなかったです。
というのも断崖というわけではなかったので万が一転倒しても捻挫とかで済むかなと・・・
マルタンさん曰く、大普賢バージョンのカニのタテバイということですがどうなんでしょうか。
実際のがどんなものなのか知りませんからね(^^;
下から見るとこんな感じです。足を滑らすよりも、上の人の石が落ちてくる方が怖かったです(^^;
ここからしばらく行くと稚児泊という景勝地へ。ここも仄かに緑があって
心が落ち着きました。
行者めぐりの札だそうで・・・
七つ池でしたっけ?水は張ってませんでした。
登り返して七曜岳方面へ。
鎖を登り切ったところが頂上です。
山頂です。こちらはちょっと狭い目の場所でしたが展望は最高でした。
岩場から見下げる景色は高度感たっぷりで楽しめます。
あまり長居も出来ないので淡々とすすみます。
しゃくなげもちらほらと咲いておりました。
さちさんによるとまだ早いとのことです。
しばらくすると和佐又山ヒュッテへ向かう道との分岐があります。
ここで奥駆道とはお別れです。
相変わらず急坂です。木の根などもありけっこう滑りやすいですね。
尾根をつたって標高を下げてゆきます。
マルタンさんによると南側にもう一つ尾根があり間違えやすいとのこと。
赤テープや標識を見逃すことなく着実に進むべきだと感じます。
尾根を抜けると下り坂になりますが、泥濘で非常に歩きにくいです。
浮石が多いので石を度々落としてしまうようです。
川のせせらぎが近づいてくると無双洞はけっこう近いです。
無双洞です。ほこらがあって中が50m程あるようです。
ちょっとだけ中に入ってみました。やはり涼しさが違うようです。
さて渡渉して谷ぞいの道を行く。
たんたんと岩場を抜けて
新緑の中を行く、この新緑は大峰ならではの美しさだと感じました。
自然が深いということは険しいということでもありますね。
え?ここ登るんすか?と思ったんですけど登るみたいですね(^^;。
これは普段の練習の成果が・・・ってなにもしてないんですけどねw
実は落石が発生しまして、サチさんに接触してしまいました。
幸い大事には至らなかったんですが、これは一人一人距離を置いて行かないと危険ですね。
一人一人ゆっくりと声かけしながら登ってゆきます。
鎖や足場が固定されているのでけっこう助かるところが多かったです。
マルタンさんがここまでくればもう下りはない!と何度かおっしゃってましたが
皆さん信じておられなかったようです(^^;
すいません、私も信じてなかったです。地図とかで把握してましたからw。
しっかしあんだけ下った後にコレですか・・・骨折れますねこれは・・・
誰かトトロの森とか言っておりましたがホントそんな感じです。
何かイオンとか出てそうな空間でしたね。心が癒される大自然です。
ハード登山の癒しになったのはこの非現実な大自然の空間ならではでしたね。
これが普通の人工林とかだったらテンションだだ落ちでしょうから・・・
しかし、しばらくすると標高は落ち着きますので、小さな高低差を歩くに至りました。
また和佐又のコルで合流して一安心です。
ただ、サンガさんが体調不良ということでした。どうも泥濘で足をつってしまったようで
思ったような登山が出来なかったようです。今回のコースはけっこうガツガツだったんで
体力も精神力も要しましたから無理もないですね。
気を取り直してマルタンさんからマカディニアナッツを頂きました。
これはナッツ割りの道具でしか割れないようで初めてみましたね。
やはり殻つきだとコクがある感じです。乾燥してませんしね。
美味でした(^^。ありがとうございます。
コルからはそんなに距離もありませんので歩くだけです。
到着。出る時間が遅かった割にそこそこの時間に戻って来れました。
これもある程度慣れた方が揃ってたからだと思いますね。
あとマルタンさんのプランニングがちゃんと考えられていたからでしょう。
未知なるコースでいろんな不安とかありましたが先導頂いたことで
大変助かりました。いや~実はサンガさんにCLを振られるのではと
思ってたところもありましたんで驚きました(笑)。
この後、地元の温泉で一服して送迎頂きました。
ありがとうございます(^^。
GPS端末:XperiaUL