屏風岩公苑の桜と兜岳・鎧岳を実際に登ってみる
しているのですがものの見事に時期をはずして失敗しております。
去年のレポート
そのリベンジが出来ればと時期をうかがっておりました。
そんな中、山仲間であるつーさんが屏風岩に行くということで伺っておりましたので
その機会に乗せてもらうことにしました。
参加者を募った結果、桜好きの人達が集まりまして楽しい山行が出来るはずでしたが・・・
日程:4月26日 場所:兜岳 鎧岳 天気:晴れ
メンバー:6人
♂ つーさん ヒデさん 私
♀ せみさん おみつさん Cherryさん
待ち合わせ場所は曽爾町役場、役場の職員の方が直接お声かけ頂いて
地元色を感じました。職員の駐車場をかして頂きました。
今回は6人に対し車3台というラインナップでどうにかしてこれを
利用しようと考えました。
まず、屏風岩公苑の駐車場に2台おいてそのうちの1台をデポして2名で戻り
そのまま他の2台で登山口である目無橋まで行きました。
つまりは最終を屏風岩に設定してそこからドライバー3人で目無橋まで行き
車を回収という離れ業をやるわけです。車が数台あるから出来る芸当ですね(^^
登山道入り口に桜がお出迎え。まずは兜から。
なかなか急登な予感がします。実際そうらしいですが(^^;
ちょっと見晴の良い岩場です。
時折ツツジが咲いていて綺麗です。
足場はちょっと荒れてる印象ですが、明瞭な登山道です。
しかし、手袋が必要なくらいの傾斜で骨が折れました。
イワカガミも見られます。
足場を探しての登りとなりますね。
ゆだんするとずるっと行ってしまいそうです。
兜岳山頂です。見晴は良いですねとなりの鎧岳もみえますし台高の景観とか最高です。
曽爾高原も見えますね~くろそ山の話とかしました。個人所有のようです。
せみさんとか大丈夫でしょうか?普段はインドアとか・・・
予想どおりのスタートです。もうストーンという感じですね(^^;
危険ではないんですが足腰には良くない道ですよね。
隣の鎧岳も見え始めました。
ロープをつたって慎重に降りてゆきます。
花も綺麗です。あんまり鑑賞している余裕はありませんが(^^;
次は鎧の方ですが、峠までストーンと下ってからの登り返しです。
やはり急登でした。皆けっこう息が切れた様子です。
鎧も制覇!達成感がありましたね。傾斜きつかったですし・・・
つーさん曰くもうちょっと巻いてくれたら良いのにとのことです。
たしかに直線的に一気に登ってましたし、の割に階段でないという
激坂だったんでそう感じましたね。
ただ藪こぎなど不明瞭な箇所はなくよく整備されている印象でした。
縦走は出来ないようです。道がなくなっているようでした。
元からピストンの予定だったんで良かったんですが。
峰坂峠まで下ってみて、またあの激坂行くの~みたいな話になってしばし相談。
葛への道で下山も考えましたが遠回りで車道歩きになります。
そこでヒデさんが古い登山地図を出してきて北側に谷道があるとのことで
伺いましたので行ってみようということになりました。
提案者であるヒデさんを先頭に歩きます。
ちなみにヒデさんは出来るだけ手を組んでバランスを取られるという
面白い方でもあります。解除されたときが本気とかw
谷は倒木が多くアトラクション満載でした。地形から谷とは
わかる感じでしたが・・・なんせ足場が悪い!
ただししばらく行くと確かに旧登山道の面影が垣間見れました。
テープもちらほらありましたし。
ただ北へ行きすぎました。本来ならもっとショートカットするはずでした。
もう一度検討しますと、どうやらこの近くに旧登山道ならぬ旧林道が
あるようです。こちらも古い地図にしか記載されていない廃道です。
確かに廃道らしき道が見えてきました。
ここを行くと、目無橋への道に合流するようです。
ここは新緑が綺麗でしたね~紅葉も綺麗そうです。
一枚岩の滑り台のような滝がありました。こんな人知れずの廃道で
こんな場所があるなんてサプライズでしたね!
皆せっかくなのでここでお昼にすることにしました。
おみつさんがパイナップルの缶詰とグレープフルーツをおすそ分け頂きました。
適度な酸味は山行には必要なので重宝しましたね。ありがとうございます(^^
ひたすら廃道を行きます。
目無橋に戻ってきました。チャレンジャーな道を行った割には
うまく戻ってこれたなあと思いました。ここから、済浄坊渓谷方面へ行きます。
済浄坊はおちついたせせらぎで、清滝のような雰囲気ですね。
途中から最短ルートで屏風岩に向かいます。
兜鎧バリで消耗した状態で国見住塚はさすがにキツいんで・・・
しばらく林道を歩いた後に屏風岩の取り付きがあります。
ちょっと急登な坂を登りますと屏風岩の上に立ちます。
少しづつ全貌が明らかに・・・ぱあっとピンクが。
ここは木々で見えにくいですが実は片側は崖です。注意が必要です。
淡いピンクがなんともいえず綺麗ですね。
この景観は見事です。吉野とかと比べたら完全に穴場ですね。
場所が場所だけに登山者しか来れませんから・・・
木々の間からちらほら見えるというのがポイントです。
やや顔を見上げると山並みが広がるというのも魅力です。
吉野ではここまでの高度感はありません。
今度は屏風岩麓まで一気に下ります。
完全に兜鎧で感覚がマヒしてましたね(^^;
麓の屏風岩公苑まで降りてきました。
ここでもなお山容の展望は抜群です。
さて、屏風岩公苑ですが今年はどうでしょうか?
ピークやや越えながらまだ美しい情景を維持しているようです。
まずまずですね。2,3日前がピークでした。
ただところどころ満開の桜もあり、ピークは持続しています。
皆しばし写真&休憩タイムを取ることにしました。
屏風岩公苑の駐車場は新しく出来たようでそちらに向かいます。
帰りは地元のそば屋で一服しないかという話になりましたので
伺うことにしました。やはり田舎のそばということもあって
田舎のおばあちゃんの家に来ているようでほのぼのとしておりました。
そばも、のど越しが良かったですし、天ぷら、そば豆腐、そばスイーツと
そば三昧のひと時を過ごせました。
皆さんありがとうございます。
GPS端末:XperiaUL