吉野山(青根ヶ峰):桜の名所の穴場を求めて
まさに流れるような桜の波で印象的でした。
吉野は桜は綺麗ですがいかんせん人も多いので敬遠していた部分はあるのですが
今回、あまり混雑しない奥千本に山仲間である登山好人さんから
お声がかかったこともあり2つ返事で行くことにしました(^^
別途、私が和歌山の山オフでお話したお二方が興味を示さされておりましたので
この機会に案内頂けることになりました。
登山好人さんはおなじみの方で金剛山をホームにされている方で
(といいながら一度も金剛山案内してもらったことなかったり・・・)
交流があるものの、ここんとこご一緒する機会がなくまさに半年ぶりでしょうか。
しかし、毎回合っているようか奇妙な感覚が・・・ネットパワーでしょうね(^^;。
日程:4月19日 場所:吉野山 天気:晴れ
メンバー:4人
♂ 登山好人さん 私
♀ 黒猫ママさん ゆーあさん
登山好人さんとは大和上市駅で待ち合わせする。けっこうおなじみの駅だったり・・・
同じく、黒猫ママさん。ママさんは以前オフ会であっただけなので実際、山行に
行くのは初めてです。ゆーあさんは実は去年、高取山でご一緒したことがあるのですが。
しほさんがそうですね。度忘れしてて申し訳ありません。
バスは満員で立ち乗りでしたが公共派の私にとっては日常茶飯事でした。
登山好人さんにとってはキツい時間だったようです。
宮滝の登山道は実はバス亭からある程度離れているので車道歩きがあります。
まあ、田舎なのでさほど苦ではないです。
時に地元のスーパーの売り込みのスピーカーが大音量だったりと
ホントローカル色が強かったのを話しておりました。
麓は新緑が出てきてもう春が来ていることを予感させます。
ここが登山口ですが、駐車場がありました。
ここまで来れたかどうかは何とも言えません。
宮滝の登山道です。ここで黒猫ママさんと登山好人さんの話題はベテランハイカーの
ショウタンさんのことで持ちきりになりました(^^;
けっこう有名な方のようで和歌山の紀泉アルプスを始めとしていろんなバリコースを
ご存知のようです。以前、ショウタンさんに薊岳のバリコースを紹介頂いて
けっこうワイルドな体験をされたとか・・・
私もこういうベテランの人に案内頂けたらなあと感じますね。
宮滝の登山道はなかなかすがすがしくて歩きやすいです。
傾斜も一定ですし、整備も行き届いているので安心して歩くことが出来ます。
また渓流がありますので夏でも涼しく行けるのでは!?と感じる内容でした。
右側がバリルートらしいんですがね・・・
ここからはフラットな尾根が・・・
分岐点まで来ればそろそろ上千本かなという感じです。
さて一息・・・桜は・・・
こんな感じ、予想はしておりましたがピーク過ぎてます。
しかし狙いは奥の方なので想定内です。今はこの好天を楽しむことにしましょう。
色褪せてもされど吉野って感じでしたね。色合いのコントラストが良いです。
ツツジも咲いてますしね。
儚い桜が白い花びらをひらひらと落としますとキラキラと輝いて綺麗です。
写真に撮れるとはすごいですw
ここは展望台と座席になっているんですよ。女性の方もおられることですし
ここはスイーツタイムということで吉野くずもちを花見しながら食べました。
なかなか清涼な寒天という感じで良かったですよ。ぜひお試しを!
一人ではなかなか出来ない時間でした。(おっさん一人でくずもちとか嫌すぎる)
上千本、水分神社の桜もすでにピーク越えでした。ただ今回の目的は奥千本でしたので
予定通りというところ。
この道、人だけでなく車の通りもけっこうなもんです。
逆によくこんな時期にマイカーでとは思いますね。停められるかどうかもわかりませんし・・
高城山の分岐です。
ここにきていよいよ桜が盛りになってきました(^^
白い桜もあります。
高城山で昼食休憩です。桜もそれなりでしたが天気が後押ししたという感じです。
しばらくは舌つづみでした。ゆーあさんがおにぎり弁当を持参されていて
力入っているなあと感心したのですけども。
この下りですが例の場所です。覚えていますか?
ベラボーに紅葉が綺麗だったところです。
ここの紅葉は意外に知られてないんですよ・・・奥千本は実は紅葉の方がすごいということを・・・
新緑も日差しに照らされて美しい限りです。
金峯神社くらいにくるとさすがに桜もそこそこよくなってきましたw。
奥千本は・・・と思いましたがいや~甘い甘い・・・観光地ですわ・・吉野は。
奥駆道の入口です。ここの石畳はホント逆に滑りやすくなってる気がします(><
で、西行庵です。ここが奥千本のメインともいえる場所ですが。。。
実は紅葉の方がメインだと思うのは私だけかもしれません。それだけあればやばかった・・・
でもなかなかどうしてという感じ。ぱあっと明るく開けた薄い桜の色合いが垣間見えました。
視界にピンクが広がります。さすがにピーク狙いにいった甲斐がありますね~
ここの桜は遠くから見て周りの景観との調和を楽しむ方が美しいですね。
波打つ桜・・・
西行庵向かい側の尾根では随分と背丈のある桜がありインパクト大です。
圧巻ですね・・・
どっしりと。
桜の波が押し寄せる・・
余談ですが、ここで登山仲間の厚岸氏に会いました。
同氏が吉野に来ることは知っておりましたが、西行庵の付近にとは聞いてなかったので
いきなり驚きましたね。六甲をホームにされている方なのでまた
六甲の裏ルートでもおしえて頂きたく思います。
青根ヶ峰方面へたんたんと進みます。
ちなみにこの辺に来ると一気に人が減ります。これも殆どの人が西行庵ピストンして
吉野駅方面へ行かれるのだな~と感じました。ハイクにはこのくらいがちょうど良いです。
結界があったりするとあ~もう大峰なんだなと感じさせます。
ちなみに山上ヶ岳まではまだ20kmくらいあるようだ。
青根ヶ峰はホント、ピークハントでしかないです。こんな階段がずっと続く上に
展望が見えません。
山頂には三角点と標識があるのみ・・・
女人結界側は見晴が良いのですが今回は女性がいたのでこっちを通りました。
山頂のおじさんから四寸岩山をおすすめ頂いたのだがさすがに遠い気がします。
日が暮れてしまうでしょう・・・
たんたんと下ります。
帰りは大滝方面のルートですが展望も良く楽しめました。
ややがれた場所もあり、一気に登山道という雰囲気になりました。
あれだけいた人がすっといなくなるのも不思議な感覚です。
黒猫ママさんはけっこうたんたんと進まれているようで疲れていた様子です。
無理のないように適度に休憩を挟みました。
しばらく行くと一度舗装路になり。再度、蜻蛉の滝方面のハイク道を行く。
吊り橋を渡り
蜻蛉の滝へ。ちなみにちょっと前に休憩してたんですが不覚にも寝てしまいました(><
いやはや、みなさんもうしわけありませんでした。相当な睡魔が襲ってきたもので。
蜻蛉の滝はなかなか落差があってまた真下に流れているわけではないので
流れのスピードに差が出て面白かったです。
ざざーっとただただ滝の流れと音を楽しむだけでも良いですよね。
蜻蛉の滝の先には山桜の並木が・・・この色がなんとも言えませんでした。
綿菓子のような・・・
ゴールにこのような桜があるなんてサプライズでした。
まるで祝福してくれているかのようで(^^
やはり山の桜は一味違いますね。
この淡さがなんともいえない色合いです。
まるで泡のよう・・・
ありがとうございました。
GPS端末:XPeriaUL