屋久島~最南端のアルプスを行く モッチョム岳編
2013年 07月 25日
ハイカーにとっては魅力的な島であります。
でしてその深さは相当なもんで毎年、事故遭難が多発している場所でもあります。
一般的には白谷雲水峡やヤクスギランド、縄文杉コースが定番となっており、
登山道も木道が配置されたりと気軽に歩きやすい道であると言えます。
多分この3つを周るだけなら問題はないと思います。。。が。。。
これより先に行くとなると話は別で本格的な登山装備が必要になります。
白谷雲水峡からは太鼓岩を経由して縄文杉ルートに合流し、縄文杉より奥に行くと
宮之浦歩道を得て宮之浦岳に到達します。そしてヤクスギランドは花之江河に通じている。
つまりすべての観光コースの延長は
すべてつながっているということになります。
観光コースはやはり観光コースというだけあって整備はされていますが
原生林の本質を感じ取るのは不十分です。
なので屋久島本来の姿を見てみたい方はその先を行くのがおすすめ出来ると思います。

ここで単独(?)の登山道となるモッチョム岳について紹介します。
まず一般的な登山道ではありませんのでやはり荒れているという印象は否めません。
普段から登山に親しんでいる方であれば問題はありませんが、観光気分でちょっと行ってみようか
という判断ではやめておいた方が良いでしょう。
一言で言うと斜面・・・です。ただ山の斜面を這って登ってゆく。。そういうイメージだと思います。
そして原生林の根っこが沢山往生し険しさをより際立たせております。


道中も休憩できるようなスペースもなくただただ狭い荒れた登山道をよじ登ってゆくだけです。
ずっとこの状態が続きますとやがて展望がパっと開ける場所があります。
それが万代杉。ハイライトです。ここだけの話、ピークハントにこだわりがなければ
万代杉だけ見て帰るのもありです。それだけ価値があると思います。
何故なら縄文杉といった屋久杉は保全の観点から近くには近寄れないよう柵があったり遠くから
眺めるだけのものだったりします。ある意味観光地です(^^;
そんな中この万代杉は例外でまさに木のそばにまで行けます。
これも樹齢2000年以上の大木なんで近くから見ると圧倒されます。
しかも人が極端に少ない為、独り占めということも多々あり
まさに裏コースのおすすめといっても過言ではありません。


モッチョム太郎はどれかよくわかりません。
というのもこの辺の屋久杉はけっこうでかいものが多いんで
目立ってこれだと断定できないからです。
危険個所は本当に危ないと思うところはないですが、
岩盤の川が流れているところが斜めに切り立っていて
ロープ伝いにゆく場所などありました。こちらも慎重を要します。
神山展望台は見晴がよく、尾乃間の集落と海の展望が一気に開けていて最高です。
結論ですが神山展望台でピストンしました。理由は時間の都合上(この後麓におりて
自転車で移動する時間がある)といったん下って登り返すので体力的な消耗があるからです。
さらに屋久島で連日登山&ツーリングで披露がかなりきていたので大事を取りました。

ということで登頂失敗です(><神山展望台でモッチョムまでの道のりはちょっと痩せた尾根で
急下り急登りがあるようです。そして最後は鎖場、なかなかアスレチックコースとのことでした。
すなわち最初から最後まで気が抜けない。。そんな印象を受けています。
ちなみに下りはもちろんあの斜面を下るんで足腰への負担は大きいです。
このモッチョム岳。いろいろ意見があって意外と大したことがなかったという方もおられます。
やはり登攀技術とかがある方は対して体力を使わなくてもうまく登れている人も
いるかもしれません。普通の登山道なら体力が勝負ですがこれは
要領の良い登山が出来る人に向いているという印象です。
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100名山ハントの人は最南端、宮之浦岳の登頂を目指されている方が多いのではないでしょうか?
宮之浦岳の日帰りとしては淀川登山口へのアクセスなんですが残念ながらバスは時間帯が
夕刻の便しかないので必然的に淀川小屋(避難小屋)アクセスとなります。
日帰り朝早くアクセスする為には早朝にタクシーを捕まえて上に上がるしかありません。
しかも1時間近くかかるんで往復でけっこうな値段になることは言うまでもないです。

スタート時は屋久杉の原生林からスタートです。
比較的歩きやすい登山道で実際、モッチョムよりかは全然歩きやすいです。
ただし行程が相当長いのでタフな内容かと思います。
歩いて一時間程で淀川小屋にたどり着きます。
ここは広場のようになっていてテント泊の人も多かったです。
小屋自体も充分使えますがあえてテントという人も多かったです。
このあたりは淀川が流れていてまったく問題なく飲むことが出来ます。
屋久島の水は全体的に清流なんで飲むことも出来ますし観て楽しむことも出来ます。
淀川は相当綺麗なので鏡のように澄んでいることがわかります。
屋久島の水は2000m級の山から少しずつ濾過されてきたものなので本物であるとわかります。
写真ではまったく表現出来てませんので一度観に行ってみてください。


ちなみに私は山の水は殆ど飲まない派なんですが、淀川小屋裏の水場の水は
ペットボトルに入れて飲料水としました。
ここを超えると急坂となり少しずつ森林限界を抜けます。
ちょっとした湿地帯となるわけですがここが花之江河という湿原です。
けっこう登りがきつい中でこちらはオアシス的な場所となっています。

ここからだんだんと高度が高くなり、最終的には草原と奇石の景観が見えてきます。
登山道的にはさほど難はありませんが時折、鎖場などがありますので体力を要します。
前途モッチョム程、パワーがいるわけではありませんし登山道も整備された物でありますが
ガスったときや天候が悪いときは道迷いの可能性があり注意を要するようです。
この日は運よく展望がよかったのでそういった問題はありませんでした。
頂上までの奇石のハイライトは美しいです。
これらの石を鑑賞しながらゆったり登るのも醍醐味であると思います。


この夏、屋久島に行かれる方に特集を組んでみました。
まったく至らない内容ですが、わずかながらにでも参考になれば幸いです。
過去のレポートはこちらにあり、宮之浦、モッチョム以外の場所はこちらに記述しております。
よろしければご覧ください。
その他屋久島のレポート
モッチョム岳の登山道の様子や万代杉←この杉の存在は知りませんでした!
コレは貴重な情報ありがとうございます。 確かに縄文杉は観光地化されていて近寄ることも出来ませんよね。
ココなら優しく触れてパワーを貰えそう(^_^)v コレで腰は完治かw
天気良ければ山頂の岩のところで寝転びたいので一応てっぺんまで行く予定。
淀川はほんまキレイですね。 これならほんとそのままボトルに入れて飲めそうです。
往復10時間か・・・ ここまで来て山頂ピストンするだけで急いで歩くのもイヤなので
多めに時間をとりたいと思います。多分、途中で腰が痛くなり休憩の頻度が多くなるし(涙)
それか・・・今の腰の状態が保てれば新高塚小屋でテン泊して荒川登山口まで歩きたいなぁ~
どちらにしてもアクセスが問題ですね。淀川登山口までレンタカーで行っても荒川登山口から
淀川登山口までどうするか・・・ 淀川登山口~宮之浦岳のピストンなら何の問題もないんだけどね。
それにしても珍しくいい天気の日に屋久島行けて良かったですね(^_^)/
コレは何月くらいに行ったんでしょうか?
山情報.comにコメントされているのを拝見して、
こちらにお邪魔させていただきました。
私も先月屋久島に行ってきたので、写真を見るだけでまた行きたくなります。
万代杉素敵ですね♪見晴らしのいい場所に立っているのでしょうか?
2000年以上生きてきた大木は、写真で見ても堂々としてますね。
私はヤクスギランドの奥に続く旧安房歩道にある
屋久島第2の巨木(?)「大和杉」を見てきました。
こちらも触れることが出来る杉で、人がほとんど来ないので
独り占めできました。
モッチョム岳にチャレンジするのは私には厳しそうですが、
宮之浦岳にはいつか行きたいと思っています。
でも・・・資金が溜まるまでの間は、関西の山を楽しみますw
いつの日か予定したいんですが、値段が値段なので・・・
あと、天気も><
生涯で100名山制覇は絶対に予定していますので
いつの日かここにはいく予定ですが。
それに見ていると冬は雪がすごそうですね。
今回の情報は大変参考になりました!
ありがとうございますm_ _m
登山好人さんが行く予定とのことでちょっと意識しました(^^;
万代杉は一つのビューポイントといいますか、チェックポイントにも
なりますね。
近くまでよれるということはかなり大きいです。
縄文杉みたいな写真順番待ちなんて冷めるようなことはありませんし。
モッチョムの山頂は一枚岩でずいぶんと見晴がよく心地良いそうですよ(^^
腰には優しくはなさそうですがゆったりと登っていってください。
淀川は本当に実際に行ってみてくださいとしか言えませんね。
飲むにはまったく問題ないですよ。皆水を汲んでましたし。
レンタカーだと縦走が出来なくなるところが痛いですね(><
バスで前日夕方便で弥生杉まで行ってから淀川小屋にアクセス
しておくというのはいかがでしょうか?それでしたら次の日
高塚小屋に行くのも楽ですし。
これは5月に行きました。天気はついたときは今一つでしたが
この後、好天が続いてくれたのが良かったです(^^V
どうも、初めまして、いかじゅうと申します。
この杉もなかなか山の丘の部分に立っている感じです。
見晴が良いところまではいきませんが周りにそんなに大きな木が
ないので随分と目立って見えますね~
ヤクスギランドから花之江河までの道にありますね<大和杉
こういった一般ルートからはずれた屋久杉を観に行くというのも
一つの楽しみですよね。
殆どがヤクスギランド止まりなんでさらに奥にすすむと本当の
原生林に出会えると思います。ヤクスギランドから太忠岳に続く
道にも仏陀杉という杉に出会うことが出来ます。
屋久島は見どころやコースがたくさんあるので一度では周りきれませんね~
akiさんは関西の方なんですね(?)もし機会があればご一緒出来たら良いかなと思います。
>涼さん
屋久島はやはり天気が難しいですよね。。晴れてる日が少ないですし・・
このときはけっこう運が良かったもんで(^^;
冬場は雪がけっこうあるようで縄文杉ルートでさえ人がいないそうです。
ここは穴場かもしれませんね。
アクセスは飛行機が安くなってるかもしれません。
時間的には新幹線も通って行きやすくはなっているのですが・・・
歩いているときに「あそこにも行ってみたいなぁ」って話してたので、
その時には釈迦杉にも会えますね。また楽しみが出来ました。
次回は(来年以降ですが)観光地【縄文杉】にあえて1泊でw。
夕焼け、夜明けの時間に独り占め計画です。
待ってろよっ!新しくなった(なってるハズw)高塚小屋!!
あとは、黒味岳にも。
で、はい。そうです。関西(奈良)在住です。
普段は友達とカメラを片手にのんびり(でもチョットだけ頑張って)歩いてます。
モッチョム岳に挑戦するほどの体力は(技術も、根性も?)持ち合わせておりませんが
機会がありましたら是非ご一緒させてください♪
山情報でもaki1551で出没してます。
また、ブログにもお邪魔させていただきますm(_ _)m
頂上はあの石の上で高所恐怖症ではややへっぴり腰になります。
屋久島は奥が深いですね。。。今度は益救山道から龍神杉は
いかかでしょう?あそこから縄文杉は破線コースで
遭難の危険性があるのでおすすめ出来ませんが・・・(^^;
愛子岳というのもありますね。ほんとボリュームがあります。。。
奈良ですか。けっこう近いですね~
奈良の色んな山をおすすめして欲しいです(^^
よろしければ行きましょう。
長く生きた木は何かが宿るといいますが、この木からは
なにかすごい力を感じさせます。
長浜にも呉枯ノ峰というところにデカいケヤキがありますが
あれも見てみたいものです。
着るものはやはりサイズが一番重要なので試着は必須になりますね。
こういうった場所の山行は、まさに「自然と遊ぶ」って感じだろうな~と想像しました。
宮之浦岳の奇岩の浮く山肌も雄大ですね~。
屋久島って魅力的なんですね~。皆が魅かれる理由が分かった気がします。
屋久島はそのものが大自然なので自然と戯れたい人にとっては
うってつけなのではないでしょうか?
いつもの山とは違う何かパワーを感じます。
宮之浦岳の奇石群も必見ですね。様々な自然の大きさを
感じるのに屋久島はおすすめできます。


