「利尻岳」:最北の離島に聳える海上のアルプス
利尻山は100名山の中でも最も最高所にある(だっけ?)ので
夏場でも快適に歩くことが出来る。
この山のポイントはなんといってもラストのガレ場地帯・・・
とにかくすすまないしロープだよりで歩きたくなるような内容だ。
この山の地質がやわらかくけずられやすいからだという。
しかも環境破壊の問題があり、登山者のストックなどでどんどんけずれて植物体に影響を
与えているようである。てなわけで土嚢やら足場やらいろいろな対策をとっていたよう。
登山者としても道をはずれないなど配慮が必要であろう。
この山、離島の山であることで油断は大敵であり、かなり行程があるので朝早く行かないと
日帰りが出来ない。そう、この山は山小屋がないのでデーターンする必要があるか
あるいは避難小屋などで一泊するしかないのである。
それだけ体力を要すると思っても間違いない。
景色は離島ならではの360度の海の景色を楽しめる。
八丈富士などもこういった景観は楽しめると思うが、こちらは雲の上海の上の雲海という
これまた絶景を楽しむことが出来るのだ。しかも360度。この条件は利尻くらいしかない。
北海道へ行くついでに登っていっても損はないだろう。
利尻登山レポート