花の名山:北岳~花との邂逅 北岳に生育する固有種
展望も良く遠く、北アルプスを望むことも可能です。南には富士山や秩父の山並みが写ります。
この山、展望の山として、ピークハントとしても人気がありますが固有種が咲き誇る花の名山でもあります。
今年はコロナの影響もあってバスの運行にも支障があり行きにくい山域でありますがそれでも来期の目標にしたいところです。
花の名山といえば白山や白馬岳等がありますがこの北岳は種類も数もそれにひけを取らないのではないでしょうか。

タカネマンテマ
こちらはタカネマンテマ。北岳の固有種です。絶滅危惧種にあってあまり詳しいことは書けませんが
別名ウリ坊とされていてふっくらした花弁が特徴です。

ミヤマハナシノブ
美しき藍の色が美しき花。これも他では白馬岳等しか見られません。
ややグラデーションがかかった色は見たものを魅了します。沢好きなのか雪渓近くに多く咲きます。
『参考』
滝川本谷遡行 秘境『不動の滝』と名瀑百選の笹の滝
毎年沢には1回以上は行ってはいたのですが、いかんせん単独ではリスクが伴う為、グループ限定としていました。
ですので、グループで行けるチャンスがないと厳しいのですが先日、沢に行く登山グループに合流出来たので行ってきました。

ここはどこかと言いますと私も初だったんですが大峰の滝川本谷というところです。
大峰釈迦ヶ岳の西側に位置する谷なんですが、名瀑百選の笹の滝の近くの沢になります。
アプローチとしては釈迦ヶ岳の太尾の林道よりさらに南下して谷瀬のつり橋のやや南の林道からというところです。
名瀑百選がある道なのである程度は走りやすい印象でした。
この沢はそこそこの難易度で前鬼川の上流よりやや下くらいかな~という印象です。しかしルートファインディングや
滝の巻道等をロストするとちょいと危ないかなと感じます。ここは経験者同伴が良いところですね。
写真ですが笹の滝ではなく沢登りでしか行けない不動の滝という滝で美しいすり鉢状の滝上から落ちる流れは一見の価値ありです。
今季は厳しいかもですがチャンスがあれば行ってみると良いと思います。

大峰らしい美しい沢で行く価値は高いです。メンバーは前鬼程ではないということでしたが全然綺麗ですし何より
他の大峰の沢よりも水温が高いと思われるので渡渉にも低体温になることはないと思います。

この沢はゴルジュや神秘的は淵もあります。ゆったりした流れで泳ぎやすいですし危険も少ないと思われます。
(しかしルートロストによる滝へ転落の危険はある)
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★詳細はこちら
八ヶ岳ブルーと雪山から見る山岳展望
やっぱりブログとして紹介出来ないのはちょっと厳しいな~という感じです。
ブログが停滞した後の方がどちらかというとネタ的には面白い内容が多いのですが・・・。
例えば冬の八ヶ岳なんて最高の八ヶ岳ブルーを拝めてあれは最高の日でした・・・と
紹介したかったものの結局流れてしまいましたし。。。
今年のナンバー1の山行を述べるとやっぱり八ヶ岳は一番かもしれません。

確かに山小屋まではフラットな山間路ではありますがそこからふきっさらしの雪原地帯となりますので
悪天時等は危険で遮るものがありませんのでベストタイミングで行く必要があります。
年末のタイミングですとこの日しかアタック出来なかったと思っています。
八ヶ岳ブルーといいますかこんな青と白の景観が見られるとは感無量でした。
ちなみに次の日は荒れてきますので良い日にアクセス出来たと思います。
多分、私でも登れたのは気象条件が最高であったことは否めません。

アイゼンピッケルは必要になってきます。確実にアイゼンがひっかからないようにしなければいけません。
八ヶ岳はそれ程、積雪があるわけではないですし、稜線上はほぼ風雪によって雪が飛ばされてますから
岩の露出が多いです。

あんまり山側に体重をかけると足元のバランスが悪くなるので注意です。
本当はソロでここに来るべきではないのですが・・・。


色んなブログ等で青々とした八ヶ岳の空を見ては実際に見てみたいなと思っていましたが
それが実際に見に行けてよかったなと思っています。
恐らく年末にはbp-hiroさん夫妻も八ヶ岳には来られるかなとは思っていましたが単独で冬季赤岳はさすがに
危険なので自粛しました。硫黄岳も雪崩が怖いので・・・(汗。
天狗岳も大概ですけどね(^^;。
グレゴリー 大型ザック「バルトロ65」の威力はいかに?
それを運ぶ大型ザックがないのでテン泊は出来ない状況でした。
ダブルザックや居候スタイル等、色々な噂はさておき、テン泊はおろか現状では
何泊かの縦走となるとかなりザックがパンパンな状態であった・・・。
近く、テン泊コラボや1泊2日程度のテン泊等を行うのにはこれまでより大きなザックが必要になる。
ちなみに今まで使っていたザックはカリマーのリッジ30で主に日帰り用となっている。
日帰りでは充分間に合うが山小屋泊等になるとかなりパンパンで余裕がなくなった。
テント泊ではテントとシュラフを入れた段階でほぼ満杯である。
今は好日山荘のセール中でザックが15%引きだということでこの機会に買おうと思い立った。
結果的に購入したのはグレゴリーのバルトロ65でした。

何故このザックになったかというと背負い心地なのかもしれない。一番しっくりきたというか感覚もある。
当初はこのザックのロールスロイスとも言われているグレゴリーのザックは高価な印象で手出し無用だったが
色んなザックを背負っているとこのザックだけに感じるフィット感があった。
良くこのザックは着る物という言われがあるがその感覚に似ているのかもしれない。
外のザックは背負っているという感じだったがこのザックは一体化しているという感じでした。
当初はあんまり使わないだろうという考えでバーグハウスのウィルダネス55を検討していて
まさにリーズナブルな値段で考えていた・・・が背負ってみるとまだ腰のフィット感が少ない気がする・・・。
私はカリマーのリッジを購入したように腰ベルトが肉厚で丈夫な分野のザックを好む傾向にあるが
いかんせん弱い気がした。
次にミレーのマウントシャスタ65。これはスリムでデザインが良く、
そして腰ベルトも肉厚で何より背面パッドの重厚さに惹かれてこれだ!と思って店に行きましたが、
最終的にバルトロ65に収まりました。