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関西登山 旅行記のブログ「へたれな休日」

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北陸の秀峰「荒島岳」に孤高の戦いに挑みに行く。

荒島岳はいろいろ思いれがあります。
かの登山好人さんに2回くらい誘われながらいろいろ葛藤があったりして
お断りしちゃった山です。
・・・で登山好人さんのブログでドヤ顔wを見せられちゃいまして・・。
それはすばらしい景観でした。青空にモンスターが映えて、豊富な雪量!。
北陸の山のすばらしさをまざまざと感じました。

このままでは廃れないという気持ちだったのですよ(笑。
なんとか機会を見つけてというところでしたが気象条件や雪山難易度が
関西のそこかの山とは一線を越えてる感じでそう簡単にとはいきませんでした。
まさに冬季の雪の量は半端ないようですし雪崩などもあるようです。
冬の荒島は毎年死人とか出てるらしいんで
現に、メンバーさんの故障とか滑落とかリアルにあって
こりゃ単独じゃ無理だわと思っていましたが・・・。
ただこのまま淡々と機会を待っているだけではなんともならないのでこのチャンスに行ってきました。

もう2年になるんですかね・・・なんか四季さんの故障が思い出されまして・・。
この荒島がキツくて登山から離れられた?なんてことは・・・。


日程:3月12日(土) 場所:荒島岳 天気:晴れ時々曇り

メンバー:単独

慎重を規する必要があったのですが、日帰り公共手段でという条件でやってしまった。。
関西から一番早い特急でも勝原に着くのは10時半。この地点で無謀かと思った。
夏山なみのタイムでやっても日暮れギリギリかという感じでもはやこの地点で
やな予感・・・スキー場の駐車場には車が所せましと止まってはいたが
人の気配はない・・・もうとっくに登り始めている(当たり前か・・)。
この辺のスケジューリング自体、失敗かと思っていたがそんなことは言ってられない
とにかく行けるところまで行くしかないのだ。

う~ん冬山の危険性を知っているはずなのに単独でしかも北陸の知らん山。。
破たんしてますね(><。こういうところから事故遭難が起こるんだなと反省。。
でも、自力でとなるともうかなり無理しないといけないのはわかっていた。
日帰りでやろうとするとこうなることは知っていたはずなのに・・・。

ただ、冷静さもあった・・・経験則なんだろうか・・日が暮れたとしてもこのスキー場敷地に
到達さえしていれば暗闇であっても道迷い遭難は起こらないという確信があった。
スキー場の最上部まで1時間くらいの登りであるが帰りは30分くらいの歩きになるだろう。
そこは別に日が暮れてもOKという気持ちでした。
涼さんではないですがナイトハイクの経験が気持ちを楽にさせるという心理かも・・。
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とはいってもあんまりゆっくりはしていられない。計算で行くと15:00時までに登頂
出来なければ折り返し途中で日が暮れるという予測だったんで、この時間がデットタイムだと・・。
こんなことだったら多少、金がかかっても前泊すべきだったと後悔しております。
だだし、今季は暖冬により雪が少なく新雪も少ないのでラッセルの必要がなく登山道前半は
おおよそ夏山タイムで登れると見ていた。現に雪解けはあって白山ベンチくらいまでは
地肌が見えていました。
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タイムアタック的には今年の小雪は都合が良かったかもしれません。
景観的にはどうかな~と思いましたが・・。
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こちらが白山ベンチから見る白山と別山です。
白山は過去に一度登ったことのある山なのでけっこう標高が高いのか真っ白です。
こんな真っ白な山容はアルプスくらいなのでなかなか見ない光景でした。
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ここからどんどんと標高をあげることになります。
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しゃくなげ平手前くらいで坂の傾斜があがってきたように思います。
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だんだんと急坂になってきたので12本アイゼンを装着する。
たとえ残雪期であっても北陸の山は雪の量がハンパないし雪面もすごいのでちゃんとしたアイゼンを推奨します。
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しゃくなげ平あたりにくるとだんだんと展望が見えてきます。
ちなみにこの辺で人とよくすれ違うようになりました。山頂でピストンしてきた人でしょう。
ここから山頂を得てピストンするわけですから2,3時間の差はありそうでした。
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しゃくなげ平です。ここからは白山や大日ヶ岳など北陸の名峰を一望することが出来ます。
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で・・今季1回しか使わないはずのアイゼンのジョイントの留め金がありませんでした。
いや履いているときに脱落したのか元からなかったのを気づかなかったのか定かではありません。
いずれにせよちょっとアクシデントでしたね・・・単独で本格的な雪山だというのに使用出来ないのでは辛い。
一応スパッツのヒモを一時しのぎでつけてジョイント止めにしましたがどうか・・・。
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まさに残雪期を彷彿とさせます。。以前、登山好人さんが行かれているときは
まさに厳冬期の景色でした・・。そういった部分ではちょっと見劣りします。
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どんどん急登になりますがすれ違いが多く難儀もしました。
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荒島は急登とは知ってましたが、やはり厳しい感じです。この日は12本アイゼンを使用してましたが
ピッケルもありました。あってオーバスペックではないと思います。
現に毎年、冬季の荒島は事故が多発しているようですから侮れません。
写真以上に気が抜けない登りだと思いました。
これがもちが壁で、四季さんが故障したところ??。
しっかし、最後(?)の冬山がこんなハードになるとは思わなかった。。
今年は伊吹山直登も雪の少なさからやってないし、三峰山のような雪山ハイクしかしてませんでしたから
こういうワイルドなのは久々かも・・・。
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霧氷なども美しく鑑賞することが出来る。以前、登山好人さんが行かれたときはもっと美しかった。
あのときは同行したかったな~と素直に思えますね・・・。
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不謹慎ながら危険なものを美しきかな~と思う。なんだろう自然の厳しさというのがスケールで
ダイナミックに映るんでしょうね・・・ここで見た光景はまさに北陸の冬季の厳しさと
荒々しさをこの身で感じる日でした。
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ひと昔であれば北陸の豪雪地帯に冬季に行くなどという発想がないのかもしれない。
非現実的な光景であると言える。。スケールは違うけど危険な雪山にあえて出向く人達の気持ちが良く分かる。
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すれ違いもけっこうまばらになってきた。まず私がドンケツなのは間違いないので
よくよく考えてスケジューリングしなければならない。ましてはここは雪山なので
時間による間違いなどあってはならない。
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ただ、その思いとは裏腹に豪快でスケールの大きい景観に目を奪われる。
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登りも一段落したようだ。ちょっとだけホッとできる瞬間でした。
しっかし、この時期にここまでの景観が見られるなんてホントに驚かされる。
すれ違う人も厳冬期の装備の人が多い・・・中には長靴という強者もいたが・・・。
冬季の荒島に来る人自体限られるだろう・・・本来は危険極まりないのだから・・・。
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この雪稜を歩けただけも大きい。関西では最北の赤坂山とかでもすでに無理になっているだろうから・・。
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それにスケールも一段も2段も違う。
関西の雪山はちょっと飽きてきたという方や刺激が欲しいなら北陸の山はおすすめ出来ます。
まさに厳冬期の雪山を体感することが出来るでしょう。
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ここが中荒島岳の登りです。見た目以上に急坂です。
この辺でガスると雪庇の方に間違って行ってしまったりして滑落の恐れがありそうですよね。
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振り向くとこうです。今まで登ってきた斜面が見えません。壁のような斜面でした(><。
行きは良いけど帰りはどうすんの?って感じですね。
それとは別にこの山塊の広がりはホントすごい・・・アルプスに来たみたいだ。
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帰りはどうなるかな~なんて思ったんですけどね。
とりあえず今は上に向かうことを考えましょう。
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中荒島岳。ここまで来ればあと少しで山頂です。
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遅い時間が功を奏して(?)か誰もいない。こんな雪山のど真ん中で私しかいないのか~。
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あと少しで山頂。。
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来ました!荒島岳!。やっちゃったよ~って感じ。
ついイヤッホウとか言いたそう(^^;。
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不可思議な体感・・・あたりは静まり返りただ地平線のごとく続く山容。。
何がなんの山なのかわからなくなってくる。
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山座同定してみてください(^^。
この景観の中周りは誰もいないのか~すごいわこれ・・・贅沢すぎないか。。
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katsuさんにも布教報告でもしておこう・・。安心してください使ってますよw。
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しつこいけど誰もいねぇ~ここ・・・賑やかな山頂とは縁遠い、名峰の山頂!。
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この眺めを独り占めか~。
久々に感じた達成感に気分も高揚する(^^;。
これで先取りされた登山好人さんにも一矢報いたかw(何が?)。
まさか1人でここに来るという想定はなかったと思う。
しかしこの時間すでに14時半を超えていた。そろそろ帰らねば・・。
思えば前泊してでも早出した方が良かったかもしれない・・その方が大気もクリアだったし
こんなせかせかしなくても良かったかもしれない・・。
・・・が冬の絶景荒島を独り占めすることが出来たのは思わぬ収穫だったんで五分五分というところか。
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中荒島下り。ここで多分、登山好人さん等がシリセードしたところだろう。
私は尻込みしながら下った(^^;。やはり一人なのでねん挫しただけでアウトです。
その辺は慎重を規しながら歩く必要があった。
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霧氷も美しい・・・コントラストも見納めでしょう。
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そういえば、アイゼンですが12本の片方は使用不能になりました。
途中で、スパッツのヒモが切れてしまって・・・。やっぱりストッパー変わりになりません。
ただし、チェーンアイゼンの方も持っていましたので片方はそれでw。
踏み込みこそ浅いですがストッパーにはなりますから・・・。
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ホントもちが壁はキツい・・。夏山で鎖場になっているところに積雪していますから傾斜が壁みたいです。
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場所によっては殆ど崖かな・・。ここは滑り落ちるわけにはいきません。
単独は心理的ストレスもキツい。2人だったら滑り落ちても気づかれるが単独ではそれがない。
しかもモタモタしてたら時間がなくなるし色んな意味で精神的に来るのだ。
ただこのあたりで時間が食うのは仕方ないと思っていたので落ち着いて下った。
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北陸の名峰、経ヶ岳が見える。北陸の山容は美しく秀峰だ。いろいろと登りたくなりますね。
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しゃくなげ平に戻ってくる。ここまで来るとまず一安心といったところ。
ただここに戻ってくるのに1時間半要したのですでに16時を周っていた。
テン泊の人は余裕をもって来れるので良いかもしれませんね。
向こうも遅いなあと思っていたかもしれない(^^;。
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しゃくなげ平からやや傾斜がキツくなるがもちが壁等よりかは幾分ましだ。
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これがトトロの木です。見え方によってはモンスターに見えるでしょうか?。
このあたりの積雪は溶けてドロドロになっていた。
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ここがスキー場の最上部です。ここでほぼミッションクリアだなと思いました(^^。
誰もいないのにお疲れさま~なんて言ってしまったわけです。
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こっからは元スキー場だけあって道幅も広いし道もしっかりしています。
なので日が暮れても問題はありません。
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戻ってきました。けっこう疲れましたね(><。
もちが壁とか足腰を使うので翌日筋肉痛になったことは否めません。
厳冬期とかだとラッセル地獄になってより大変なことになりそうです。
他に取立山とか傾斜が緩やかな山があるのでそっちを攻めるのが良いかもしれませんね。
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山(旅)はかえってくるまでがと言いますから最後まで油断せずに行きたいです。
ここからまた時間かけて帰ることになりますね。

GPS端末:XperiaUL

by ikakan | 2016-03-19 08:38 | Comments(6)
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