関西登山 旅行記のブログ「へたれな休日」

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百里ヶ岳:高島トレイルの西端には原生林と人の生活の名残が残されている

高島トレイルといえば有名なところでは赤坂山。
この山は季節問わず知られており連日、ハイカーで賑わっている山です。
特に花の季節は良いです。
高島トレイルとはいってもけっこう長くて全長80kmあるそうです。
その殆どがベールに包まれているといいますか、山深くなかなか人を
寄せ付けないというところがあります。
先日も三重獄にて登山者がクマに襲われるという事件があったばかりで
さすがに単独行ではやばい山域だと感じました。
特に京都北側の山奥となりますとけっこう怪しい雰囲気があります。
だからといって未踏ではいつまでたっても行かずになりますので
機会を得ようと思っていました。
そんな中で山仲間である西鶴さんが百里ヶ岳に行かれるということで
ちょうど良い機会なのでご一緒しましょうということで計画に移りました。
彼はちょうど去年、小谷山で紅葉をご一緒した方でもあるんですが
そのときはPARFAITさんと名乗っておられました。
私がけっこう呼びにくいと難色を示した(^^;ので恐縮にも改名まで頂きました。
一応、当初では若狭駒ヶ岳まで縦走するという案もあったんですが、日が暮れるという
予想になったのであえなく断念!。

別でネット上で交流のあるトモヤさんが私が百里ヶ岳を計画しているということを
聞きましてご興味持たれましたのでご一緒する形となりました。

お二人とは堅田駅にて待ち合わせする。送迎の関係で堅田が妥当ということです。


日程:5月30日(土) 場所:百里ヶ岳 天気:晴れ

メンバー:3人
♂  西鶴さん トモヤさん 私
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百里ヶ岳は周りを見渡すと百里が見えることからその名が伝わったとか・・・。
百里ヶ岳はアクセスがかなり困難です。バスでも乗りついてこないといけないですし
位置的には京都北山というカテゴリではない福井との県境あたりに位置します。
違った言い方をすれば赤坂山等がある高島トレイルの西端にある果ての山というとことでしょうか。
そういったことでこの山に来られる方はあまりいないように思います。
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今回の山行で違った点と言いますとやはり2方が草花に詳しいというところでしょうか。
トモヤさんは花を見ただけで名前がわかるという感じの方で、こちらの花は
キイチゴの花のようです(たぶん私が正しく解釈していれば(^^;)。
あと黄色の花はニガナとおっしゃってた気が・・・。
山のプロというのはけっこうおられますが花のプロというのはあまり出会ったことがない。
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このあたりはブナの原生林になっていて山深いなあという印象がありました。
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そしてギンリョウソウが多いという印象もあります。
先週やっと見つけたのにこの山には腐るほど無数にありました。
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こちらはイワウチワの葉だとか・・・この山が西鶴さんによると花の山だそうで
春先に来れれば群生が楽しめるだろうとのことです。
トモヤさんもイワウチワかイワカガミかどちらかの葉か確かめる為に
念入りに葉の裏などを確かめておられました。
この辺、今までのハイカーとは違う方だなという印象です。
花が好きというレベルではなさそう・・・。
トクワカソウの細分としてイワウチワが存在しているとか・・いろいろおっしゃってましたが(^^;。
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確かにブナは美しいですがあまり単独で来れそうな雰囲気ではありません。
最近、高島トレイルでハイカーがクマに襲われたという事故があったばかりなので
あんまりこういう人気のない場所には行きたくないものです。
ただ、トレイルは比較的整備されているようでした。
他に見たハイカーは滋賀の年配の方だけであり、普段はあんまり人は来ないような雰囲気です。
そんなわけでこの滋賀の方はコース中何度かお見かけしてほぼ同行する流れとなりました。
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こういうところもあります。
見ると植林地と自然林が登山道を隔てて真っ二つになっております。
混在するのはわかるのですがこうして道を隔てて分かれているのは珍しいですね。
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尾根に出るとこうして展望が見えてきます。
ここからの眺めはすごいですね・・・何にも人工物がないです。電線も・・・。
これはもう果てですね・・・大峰とかこんな雰囲気です。
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百里ヶ岳のハイライトはやはりシチクレ峠前の尾根道でしょう。
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そして圧巻はブナの原生林です。
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このあたりはギンリョウソウ祭りでした。
先週はわざわざ探しに行ってようやく見つけたのにここには腐るほど生えてました。
ちょっと微妙でしたね(^^;。
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こちらが山頂です。意外と開けておりまして、整備されている様子でした。
しかし、奥地に来たなあという雰囲気は人気のなさから明らかです。
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ウツギなども咲いていて鑑賞に飽きませんでしたね。
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こちらは西鶴さんが手配して頂いた山帰来のお弁当です。
地元の食材がふんだんに使われているようです。
重箱にしても雰囲気が出てたと思うので良かったかも。
いつもカップめんなんでこういう機会があっても面白いですよね。
隣はカップみそ汁です(^^;。
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下山します。ブナの新緑の中を行くのは心地よいものです。
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根来坂からは旧鯖街道を通ります。
ここは若狭湾でとれた魚をはるばる京都に運ぶ為に使用されていた道だそうです。
ここを歩いて魚を届けてたなんてロマンですね~。傷まなかったんだろうか・・・。
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ここの稜線の解放感は最高です。そしてやっぱり奥地っぽいです。
心地よいので一服することにしました。ここで先ほどの年配のハイカーが来られてたので
休憩がてらお茶することに。。。
滋賀のハイカーはすでに引退された方なのでいろいろと自由に行動されているようです。
百高山についてお話されておりました。西鶴さん等はその辺はあまり詳しくない様子でして
いろいろとお話しをされているのを聞いておりました。
(すぐに記事にしないから忘れているのでした(**
あと皆子山について言っておられましたね。東尾根がやっぱり一般的なよう。。
足尾谷はすでに廃路かな~と(^^;。というか行ってる人いるのか・・・。
もうPHなら谷じゃなく尾根道でも良いかもしれませんね。
おじさんからはアンパンを頂いた。
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せっかく(?)なのでおじさんもパーティーに同行。
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こちらはヤマボウシ。すごい満開(?)だ。
山頂にもあったがここのはすごかった。
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山ツツジも仄かに咲く。
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しばらくの林道歩き後にまた山道へ。
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おじさんもすでにパーティーの一員となっているようだw。
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おじさんもギンリョウソウを見つけた様子。でも最後の方は見飽きたかな・・・。
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この花、トモヤさんは見つけられなかったようですが知っておられました。
かなり山草に詳しい様子でもっと、草花の多い山でご一緒したいと思いましたね。
西鶴さんもすでに山草の本などを買ったりして意欲まんまんなので
これからの山行がもっと面白いものになりそうです。
男ばっかなのに花目当てなのもちょっと異色といえばそうかもしれませんね(^^;。

この百里ヶ岳、なかなか楽しめました。おそらくひとりでは来なかったでしょう。
来れなくはないんですがいろいろと壁がありすぎです。
とにかくマニアックな山なんで基本、人に会わないと思った方が良いでしょう。
そんな山にこうして行きたい方と同行するというのはありがたいし良い機会です!。
ブログでもあまり紹介されてません。ちょっとでも参考になれば幸いです。

GPS端末:XperiaUL

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by ikakan | 2015-06-25 22:40 | 登山 | Comments(9)
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Commented by 登山好人 at 2015-06-26 20:37 x
こんばんわ!
一瞬最近こんな天気いい日あった?と、思ったら
5月30日の記録ね(^_-)-☆

>三重獄にて登山者がクマに襲われるという事件
このレコ拝見しましたがとにかく無事で良かったですん。
僕も山で何が怖いかといったらクマ!クマ!
長いこと大峰歩いててもクマにはあった事ないという方が
ほとんどだけど実際大峰もクマの生息地域やから注意しないとね。
読んでたら単独で行くのがちょっと怖いよね(>_<)

百里ヶ岳もクマの生息地域ですもんね。
極力こういう界隈は単独行動避けた方がいいよね。

うまそうなお弁当だな~
たまにはこんなお弁当もイイよね。

>若狭湾でとれた魚をはるばる京都に運ぶ為に使用されていた道だそうです。
同じことを考えてるわ^^僕も魚屋道を歩いてた時に考えてた(笑)

Commented by katsu♨ at 2015-06-27 23:33 x
高島トレイルは昔に比べればかなり整備されてきましたね!
僕も一応ルートロストしまくりながら北から南へ80数kmスルーハイクしています。
デカザック背負って四日間かかりました。
チャンスあったらスルーハイクお勧めします。
大峰や四国とも違う比良の稜線はいい経験になります♫
Commented by ikajyu at 2015-06-28 13:36 x
>登山好人さん
すいません、忘れられた頃に出してしまって(^^;。
珍しい山に関しては記録をしっかり残しておきたいので
ブログにつづっておこうと思っているのですよ。
熊は怖いですよね~。必要以上に構えることはないのですが
いざそのときになったらうまく対応できるのか不安です。
パニックになるのが一番怖いですから・・・。
特に単独だとよりそう感じますね。
高島とかホントやばいところなんで・・・。
弁当は良かったですよ(^^。リーダーさんの提案だったんですが
こういうのも良いなあと思います。
私自身、登山道などに歴史があるとそのときの背景を楽しみながら
山行が出来るのでより面白くなるかなあと思っています。
Commented by ikajyu at 2015-06-28 13:41 x
>katsuさん
登山道も整備されている方には感謝したいところですね。
高島トレイルを縦走されているのですね~なかなか
長旅だと見受けられます。
こちらの稜線もまた他の山域とは違った雰囲気を感じますね。
なんとなく海が近い気がしますし、海の香りがするというか・・・。
縦走の醍醐味はやはり好展望を長く望みながら歩けるというところが
魅力ですよね。私も大峰や比良の縦走、機会があれば挑戦してみようと思います。
Commented by bp-kaka at 2015-06-29 00:17
お花がいっぱいで綺麗ですね!!
いろんなお花の名前がわかるお花のプロと一緒に登ると
お花を見つける度に教えてもらえるので良いですね!!
お弁当もかなり美味しそうですね。
Commented by ikajyu at 2015-06-30 23:06 x
>bp-kakaさん
時に由来等も聞くことが出来るので楽しいですね(^^。
特に花の山などで御一緒したくなります。
私自身にたような花が沢山見受けられるので
適格におしえて頂けけるのはありがたいですね。
お弁当も良かったですよ(^^。地元の山で地元の食材を
頂くのも贅沢ですねw。
Commented by あるパパ at 2015-07-06 16:28 x
ギンリョウソウめっちゃありますね(笑)
たまにはお弁当も山で食べるのも良いかもですねー
最近はほとんどご一緒できてない方ですが花に詳しいひとがいますね。一緒に歩くと時間かかりすぎるんであれなんですけど…花のお話ききながらのんびりするのもなかなか良いですよね。
Commented by ikajyu at 2015-07-09 00:05 x
>あるパパさん
けっこう沢山ありましたよ(^^。
登山道にも生えてましたし・・・。
最近、くまなく探していたのが無駄だったようなw。
お弁当もいつもはカップ麺などですましているので
たまには別の昼食をとっても良いものですね。
花に詳しい方がおられるとまたガイド登山のような
楽しみ方があって良いです。
Commented by R at 2016-05-04 22:17 x
はじめまして。
つい先日、足尾谷~ツボクリ谷~皆子谷ルートで皆子山に登ってきました。
ツボクリ谷からは登山道と呼べるものではなく、ほとんどただの沢でしたが、要所にはトラロープが張ってあるので特殊な装備はいりませんでした。
赤テープが頻繁にあるので、注意していれば迷うこともないと思います。

山と高原地図のコースタイムよりだいぶ時間がかかりました。バスには間に合いましたが、あまり余裕はありませんでした。
水量が多いと渡渉で詰む可能性があるので、十分注意してください。
参考までに。
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