京都北山「桟敷ヶ岳」:京都の里山を感じながら
京都北山というのは比較的京都の北区から広がる山域を言うようですが
なかなか登山道として整備されていない場所が多い。
前回の品谷山も山深すぎてやらかすと問題なので無難にツアー利用したが
毎回そういうわけにもいかないので今回は単独行にて桟敷ヶ岳に挑戦した。
日程:10月11日 場所:桟敷ヶ岳 天気:曇り時々晴れ
メンバー:単独
ここが雲ヶ畑岩屋橋になります。北大路から乗り合いバスがやっていて
実質登山者向けには1本となります。(もう一本は時間が遅いので登山者向けではない)
このバス、前回の魚谷山でも使用したんですが事実上ハイカー御用達だと思われます。
9人乗りで人数オーバーの場合はもう一台出るという仕組みです。
しばらくはこんな林道歩きがあるわけですね~
マイカー使用でも来るのが大変なんじゃないかと思います。
ここが志明院となり右側に登山道入り口があります。
マイナーな山なので適度に荒れてます。
京都北山はけっこう人の気配がないんでラジオ着けました。
ちなみにこの立て札ですが右に行けということです。私はそれがわからずに
左側へ行きまして岩屋山の尾根に行ってしまいました。
まあそこそこは通っているような感じだったんですが、全体的にこんな感じなんで
さほど気になることはなかったんですけども。
杉の落ち葉が積もってよくわからん状態になっているようですね。
一応尾根が見えているので突き進むことにしました。
一応、尾根についたようですがトレースらしきものが見当たらないんで
あたりを徘徊するとそれらしい道が見つかったのでそちらを歩く。
ここは山と高原地図によると破線路のようでした。やはり岩屋山方面にずれていたようです。
ここが薬師峠の六地蔵。山と高原地図によると六地蔵の手前を降りる感じだったんで
降りてみるとこが失敗・・・
そう、本来の正規ルートでさっきの分岐に戻ってきてしまったようです。
本当は六地蔵の裏手を周らないといけなったようです。
30分くらいロスしてしまいました(><。
気を取り直して岩茸山方面へと向かう。
尾根のトレースはまあまあしっかりしている様子です。ただ相変わらず落ち葉やら
なんやら散乱していてワイルドさを醸し出しています。
周りに誰もいない感満載なんで、特に単独のときは自分に自信を持つという意識が大切かも。
岩茸山への分岐です。迂回路と分かれています。ここではせっかくなので
山頂を目指すことにします。
枝が邪魔でけっこう急坂でした。
頂上も展望がないのでパスする人が多いようです。
何故かいきなり開けた場所に出ます。林道かなんかでしょうか。
このあたりで展望が開けます。向こうび見えているのは比良山系でしょうか。
頂上直下の鉄塔下が一番展望が良かったです。
ここで昼食&休憩を取りました。
ここからちょっと歩くと桟敷ヶ岳頂上です。いかにも里山チックな標識ですね。
展望は東側のみのようです。昼食とかなら直下の鉄塔のところが一番ベストです。
しかし山頂は紅葉が進んでおりました。このあたりはまだだと思ってましたんで
なかなかサプライズでしたね!。しばらく紅葉狩りを楽しんでました。
さてここから林道への直下りをする予定でしたが
取り付きがわからずナベクロ峠に向かってしまいことに。
この辺はフラットな尾根になるのでうまく向かっているのかどうかよくわからないのですよ。
しかもGPSがうまく感知せず、コンパスも地形図もないので不安感満載でした。
これがナベクロ峠近辺ですが斜面が左に落ちてます。つまりまた尾根を外した可能性が・・・
西側から老夫婦が来られていたんでナベクロ峠方面へ案内してもらいました。
ナベクロ峠から少し行くと鉄塔のある場所がありそこから祖父谷峠へと行くということで
まずは方角を聞かれまして、鉄塔の場所から推測してこちらだと答えると
では、目的とする祖父谷峠は?と聞かれました。
私は北側だと答えると、駄目だしされてしまいました(><
年配ハイカー「地図を参考にするのも良いけど、やっぱり読図が出来ないとこの辺は難しいね」
私「ありがとうございました。すいません、ここ初めてなもんでして・・・」
年配ハイカー「そうみたいね、お気をつけて」
前回、魚谷山でも迷ってましたんでまた北山でやらかしてしまったな~と反省しております。
ちなみにこちらは祖父谷峠・・・
ここから林道に向けております。
ようやく林道にたどり着きました。ゴールの岩屋橋までは普通に歩いてギリくらいだったんで
これは行けるかもということで半ばトレラン気味にゴールまで走りました。
10分前くらいに到着してなんとか無事に終了です。
やはり、迷ってしまったようです。やはり一筋縄にはいかないなあと思いました。
まだまだ北山散策には下調べが必要そうです。
トレースがあまりはっきりしていなく道しるべも完備されていないので
現在地はしっかり把握しておかないといけないと思いました。
そういった意味では地形図は必要かもしれません。
次は皆子山をターゲットにしておりまして、例の足尾谷→ツボクリ谷のコースを
考えてたりするんですが、いかんせん橋が台風で消失したとかで半沢登り状態になっているとか・・・
短期間で整備されているとは思えませんのでより情報を収集する必要性がありそうです。
GPS端末:XperiaUL