大峰「和佐又山(冬)」:大普賢の御膝元をひた歩く
&天気が下り坂など悪条件が重なり中止となった。
まだ前日は天気が良いのでどこかに行くことにした。
天候は良いのだが樹氷や氷瀑は気温が高くて期待出来ない。。となると残雪登山が良いとのことで
比良山系や伊吹山なども良いと思いました。
ちょうどアクセスが難しい和佐又山がこの時期は霧氷バスが出ているので
大普賢の視察もかねて行ってみることにした。
日程:2月1日 場所:和佐又山 天気:晴れ メンバー:単独
霧氷バスは和佐又山登山口へ直通で行く。この時期便利ですね~
大普賢へは新緑の時期にでも狙っているのですが乗り継ぎとかで時間がかかるし
周回ルートを取るとなればマイカーかあるいはヒュッテで1泊しないと無理でしょうね・・・
スタート直後にミスったのは実は当初歩く予定だった尾根道コースがバス停の手前にあったこと
これではいくらみて歩いてもないわけだ(^^;
車道(林道)コースは積雪でもない限りはただの車道です。。なので代わり映えしないので
積雪がない場合は尾根道を選ぶべきだと思います。
スタートしてからはこの事実に気づかなかったので仕方なく車道コースへ。
相変わらずただの車道です。
ちなみにこちらのコースは沢沿いコースなるものがあります。
尾根道が見つからないのでもうこっちで行くつもりでしたけどね。
つまりは、林道はしばらく和佐又川をさかのぼるのですがどこかで離れる点があるので
そこで引き続き川を遡って行くのです。
まあ、てくてくマップに載っているのでさほど警戒する必要はないだろうと思ってました。
分岐は道が川と離れる点なのでよくわかりやすいと思います。
ここからは沢道に入りますがなかなかワイルドでした。山と高原地図では破線になってます。
はたして積雪時で大丈夫かと思いましたが他にもいくらか行く人もいて安心感はありました。
なかなか苔むす岩と雪のコントラストが綺麗でこの風景を見ながら沢の音を聞くのも良いですね。
トレースがちょっとわかりにくいものの赤テープなどを参考にしてたんたんと進みます。
そのまま林道をゆくとやはりイマイチなんでこちらを選んで正解でしょう。
この道はトラバースなど変化に富んでいる。
歩き甲斐のある道ではないだろうか・・・
沢沿いなので谷の窪地をひたすら歩くことになる。
最初は車道ばっかでどうしようかと思いましたがこういう道はありです。
この辺は本当に樹氷シーズンだと美しいんだなと認識させられます。
逆光に映える斜面。。
このあたりもけっこう切り立ってました。
苔むす岩がなんともいえない・・・新緑の季節に来たいところ。
ちなみにこの辺で谷に沿うのではなく南に進路を取るべきでないかと感じたのですが・・・
トレースはあるもの赤テープとか見受けられませんでしたし、最初は何とも思いませんでしたが
今思えばこの辺で道間違ったかな~と思ったんですよ。
というかこの道で合ってたのかどうかも定かではないです。
壺足もけっこうなもんでワカン使用しようかと考えました。
斜面もけっこうありましたし・・・
ツボってツボって。。
祠のような場所があったんでここであってたかと思ったんですがこの先、獣除けのフェンスで行き止まり
になったしまって立ち往生しました・・・赤テープとかもないし。。。やっちまったかな~と思ったんですが
後方のグループがフェンスを越えて尾根の方に向かっていくので、それでも良いかなと思い後を追いました。
一人だったら標識のところまで引き返した可能性が大ですね。
高見山とかと違って一本道とかじゃないんでけっこう慣れた人向けかもしれません。
一応一般的ですが確かに破線だけある気がします。登山道も埋没しているのではたしてトレースが
合っているのかわかりませんし、もし積雪期だと新雪でトレースが消えているかもしれませんね・・・
悪天候時は要注意なのではと感じました。
とにかくツボりながら歩くんですがこのあたりには赤テープらしきものは見当たりません。
かなり平坦になっているのでGPSで確認したところ沢コースからは
外れた和佐又周回路近くに至っておりました。
これは新路?それとも冬道とかでしょうか・・・
あるいは慣れた人がショートカットしたトレースなのかはわかりません。
しばらく歩くと和佐又のバンガローに出るはずなんですが、石碑のところに出ました。
山と高原地図の記載されていない場所から来たようです(汗
石碑のところは和佐又ヒュッテからちょっと離れた場所に尾根道から続く道と合流するあたりです。
和佐又山は車道もあり山小屋やスキー場があることからかなり整備された印象があったんですが
けっこう殺風景で迷う要素があるなあと感じました。
しかし、車道ピストンでは単調で面白くないのは確実なのでこっちの道は使いたいところですね。
ここからは大普賢も見えます。
ここからは和佐又のコルを目指してトレースを追います。
コルからは積雪が途絶えていてヒメシャラが目立つ林を山頂方面へ向かいます。
頂上です。さすがに頂上にはまあまあ人がいました。
霧氷バスの台高方面はけっこう人気があるのですが大峰側はちょっとひっそりした感じですね。
臨時便もありませんでしたしそこそこでやっているのかもしれません。
山仲間がこの日、観音峰に行っているのですがそちらはどんな感じなのでしょうか・・
山頂ば伐採(?)されているようで見晴が良いです。
大普賢はあいかわらず見えてますね~。今度登りに来いみたいな(^^;
言われなくとも是非伺いたいものですね。いろいろ難しいですけども。。
いや~誰かね企画出しませんかね?車だしてくれてw
これ個人でやるのかなり難しそうなんですよ。大普賢も単独でやる勇気ないですしw
このままヒュッテまでの直下りコースを取る予定でしたが、まったくトレースが見当たりません。
しかも深そう・・・(^^;へたれな私は迷わず元来たコルへ。
そこで満を持してワカン登場!あれですね。
実は次は本番(?)の比良山系予定なんでそろそろつけ方やっとかないとと思ったんですよ。
基本的にはかかとにバンドをつけてかかとの紐を前後ろに2つずつあるリングに
右後ろ→左後ろ→右前→左前→左後ろとして固定するという感じです。
基本的にわからなくはないのですが、最後のワニクリップ?に固定するやりかたとか
縛る強さみたいなものはわからないのでその辺は感覚なんでしょうか?
しばらく使っているとまあ、どんなものか見えてきてはいました(ホンマかいな)
坂を踵から入っていく感じだと雪ばしりって感じで面白いです(^^
ざっざっざっって感じで。。この辺の雪は重雪なので感触はまだなんともいえませんが
気持ちよさというのはちょっとわかった気がします。
赤テープを確認出来る範囲で誰もトレースを付けていないところを雪走りしましたw
うぉぉぉ~
と新しいトレースをつけて和佐又スキー場方面へ。
スキー場方面はあまり多く雪は積もってないようです。
キャンプ客と雪遊びにきたグループがいくらかいるようでした。
休日としてはあまり流行ってるとは言えませんでしたかな・・・
ヒュッテの食堂はやっているかどうか定かではないのでトイレ休憩のみとしました。
別に聞いても良かったんですけどちょっと昼の時間も過ぎているのでどうかと思っちゃいまして。
なんかメニュー表とかあればわかりやすかったんですけどね。
大普賢の拠点にする可能性があるのでもう少し下見しといても良かったなあと思いました。
帰りはもち車道コースをひたすら下るだけです。(他のコースは時間がない)
車道からも大台ヶ原の景観がドーンと見えてダイナミックだと感じます。
和佐又山は大普賢の麓でありながらやはり大峰という印象で、山深く油断は禁物だと思いました。
沢道コースはガチで登山道でしたし、大峰の景色も山深いと感じるのです。
バスに帰ってきたのは20分前くらいでしょうか。
遅れたら洒落なんないのでここは意識したいところですね。
GPS端末:XperiaUL