関西登山 旅行記のブログ「へたれな休日」

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六甲山系「行者尾根」:青谷→行者尾根→掬星台→シェール槍→新穂高→杣谷(カスケードバレー)

残念ながら当初予定していた金剛山郵便道が台風により崩落してしまい計画中断してしまいました(XX
そこで代替えの計画として摩耶山が候補になったわけですが、摩耶山自体はかなり
有名どころでハイカーも多く、集団登山をするという意味合いがないのではないかと感じていました。
そして初心者ならともかく山にある程度成通された方々が摩耶山で満足されるのかどうか
不安であったんですが、良い意味で裏切られました。
私にはこのプランニングはできないですね・・・
当初、登山の経験が浅い(?)四季さんの為に六甲山系を楽しんでもらおうという企画なのかな~と
思い、そういうことなら意味があるなと思いまして私も参加することにしました。

しかし!甘かった・・・かなりハードでした!(XoX
でも面白かったです。完全に一本取られましたね(笑)

行者尾根と聞きましてこんなルートあったかなと思ってザグってみましたところ
行者堂の裏手に隠し(?)登山口があってそこから岩場に展開しているとは・・・


日程 9月28日 場所:摩耶山 メンバー:登山好人氏 涼さん 四季さん 天気:晴れ

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9時頃に王子公園駅に集合する。私は9時ちょいすぎでしたが、9時に集合でしたか(^^;
9時ということでしたらすいません(><いや、9時頃ということだったんで・・言い訳は止しときましょう。
六甲山系は公共交通手段が一番発達している山系で、どこのエリアでもアクセスしやすいのですが
どこも路地をしばらく歩かねばならないという欠点があります。つまりは登山口からやや離れているのです。
そして普通に路地裏などにポイントがあったりしますから慣れてないと見逃してしまうことがあり
今までも登山口がわからず徘徊することが多々ありました。
ここは多少間違いがあったもののうまく登山口に入ることができました。

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青谷道は摩耶山でも有名な登山口の一つで休日ハイカー達がたくさん訪れております。
茶屋などもありコンクリート舗装で歩きやすい道でした。
涼さんによるとこのあたりからでも金剛山が見えるようです。(ダイトレの山々とか)
台風がなければ今頃あっちにいたのかな~なんんて思ったり(^^;

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私はこういう登山でも全然OK派なんですが涼さんにとってはもっと強弱がある方が
良いのではないかと思いました。しかしながら登山好人さんのプランニングはやはり変化球でした(^^;
行者堂までは普通のノーマルルートです。が・・・ここからガラリと変わります。

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その行者堂を裏手に周りそこに隠された謎(?)の登山道を行きます。わりかし舗装されているように
見えますが・・・実はこのルート。ハイキング本はおろか山と高原地図にも載ってません。
つまりは波線ルートですらないのです。すなわち実際の登山道を確かめながら行くことができませんので
周りの山容とGPSのみで現在地を把握するしかありません。
このルート自体はそんなに不鮮明な感じではなかったのですが、それでも取り付きを見つけるのは
通常時より難しくなるでしょう。
この辺は左の方に行くと神社のようなところがあったりして果たしてその先がどうなっているかは不明です。
あと何箇所か謎の登山道らしき取り付きがありましたが実際に道なのかわかりませんでした。
ここから蛇行するように登山道が続きだんだんと岩盤が見えてきます。
ここから直上りが始まりけっこう骨が折れました。
危険・・・というわけではありませんが、とにかく険しい。荒地山とかこんな感じでしょうか。
切り立った岩盤をよじ登るような感じです。ただ、登山に内通された方はよくクチコミで伝わっているのか
登られている人も多いようです。

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そして岩盤トラバースで倒木超え・・・ここも言う程危険ではないですが、落ちたらGoodByeかな(^^;
雨の日とか濡れているときはやめた方がよろしいですね。
四季さんは大丈夫でしょうか?けっこう高所恐怖症だとへっぴり腰になるかも・・・
いや違うんですよ。六甲山は本当は決してハードな山ではないんです。
プランニング次第で鬼にも仏にもなりえます。

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しかし展望は最高です(^^山腹にドーンと突き出た岩盤の切り立った神戸の町並みは
かなり価値あるものでした。こういう景色はなかなか見れませんしね~
小ピークにはケルンなどがあり縦走路の尾根が一望出来ました。

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ここからやはり岩盤混じりの直上りが続きます。
高度感はけっこうありますねぇ~登山という意味ではこのボリュームは最高です。
登っているな~という実感が湧きます。私としては集団登山ならではの発見を得たかったので
そういう意味でこの登山は相当充実しておりました。
(一人では行きませんが(^^;)

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しかし皆、このコースをペースを落とさずたんたんと登られることには驚きました。
まったくペース落ちてないし、私自身かなり息切れてました(><
私が息を切らしてないと言われてましたが、もうかなりハアハア状態です(笑)
多分一人でしたら休憩しまくってるでしょう~

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このコースを行っている登山者もひと組見かけました。
やはり知る人ぞ知るおもしろコースのようです。
気になる方は行者尾根で検索してみるのも良いと思います。

さて最後の心臓やぶりの坂を超えると(全部ですが)、天狗道に合流します。

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ここは縦走路の一部でもあるようです。近くにはアドベンチャールートというのもあるようですが
またの機会に行ってみるのも面白いかもしれません。
ここから普通の登山ルートで摩耶山へ。ちなみに掬星台は摩耶山頂ではありません。ちょっと
西側に三角点が密かに建っています。この事実を知っている人も少ないのかもしれません。
私も知りませんでした(^^;

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ここからすぐにおなじみの掬星台。ここは三大夜景の一つです。
私が夜景が綺麗そうだと言ったら、涼さんにつっこまれました(^^;いや~まだ夜に来たことがないんですわ~
神戸市街が一望できる1000万ドルの夜景(?)とか言われてますが実はほとんど大阪なんだよね~
カップルも殆ど大阪方面を見ているよ~と登山好人さんがおっしゃってました。
言われてみれば納得です(><言っちゃダメ~
夜景ではないもののこの日の掬星台からの展望は今までで一番最高だったように思います。

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穂高湖に向かいます。このなんちゃって上高地は私が提案したんですが、六甲なのに穂高や槍があって
まるで信州に来たかのごとく錯覚を受ける(?)なんて文句があったような感じで興味がありました。
当初トエンティクロスも候補だったんですが、このメンバーでこれをやると不完全燃焼になりそうな
予感がしたもんで・・・ちょっと沢沿いの綺麗な景色を楽しめるんですが、登山というより
渓流をハイキングしているような印象があってちょっとアクセントがないと感じたのです。
整備もしっかりされているので単独でも可能ですから・・・

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アゴニー坂を下る。確かに登りではキツそうでしたがおそらく行者尾根にはくらべものにならないでしょう(笑
そして道路を横断したりしながら穂高湖へ。ここで昼食を取ります。
穂高湖からはこれから目指すシェール槍が展望できて、まるで大正池に映し出された槍が岳や
穂高連峰をほうふつとさせます(^^;

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涼さんはなんとジンギスカン(?)のようで豪華だな~と思いました。
登山好人氏はなんとキッチンの土台まで準備されている様子で!最初全部手作りかと思いました。
私はめんどくさがりなんでいつも手早く済まします。カップ麺でしたが・・・
これからは魔法瓶にお湯入れてカップ麺が活躍しそう。
実は火器は昔ツーリング時代にあった火器とか炊事道具は持ってはいるのですが
いかんせんメンテとか面倒くさくて・・・いや~いけませんね~♪
ちゃっかりコーヒーとか頂いてました。ありがとうございます!
もらってばかりでは悪いので(実は四季さんにもチョコもらってました)お返しにと
トルコのアプリコットとかいうマニアックな果実のドライフルーツをおすすめしましたが
丁重にお断りされました(^^;マニアックすぎて怪しすぎですしね。

さて昼食後は今度はシェール槍へ。ここはちょっと穂高湖を周回しながら湖畔の北側に取りつくと
青と赤のポールにシェール槍の立札があります。ここを登ります。

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ちなみにここは破線ですが、あっさりクリアしました。行者尾根がハードすぎて霞んでしまったんですよ。
こちらはものの5分くらいですがあっちは1時間(?)くらい岩登りですもん。長さが違います!

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ただしさすがに展望と高度感は抜群です。尖った槍の穂先に立って穂高を一望する。。。
醍醐味です。涼さんはこちらの槍を制覇されて本物の槍に対して思いを寄せていたのでしょうか・・・
なんて思いながらこの景色を後にしましたw。岩盤は上りより下りの方が要注意ですので
やや慎重にくだりました。

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槍を制覇したらやっぱり穂高でしょう、ということになって今度は新穂高へ。
いや~ハードですね~皆さん大丈夫でしょうか。私もかなり消耗してました(^^;
ニセ上高地とはいえこれかなりのもんです。おおよそ険しめの登山道を登ったり下ったりしているのですから。
このあたり四季さんがこれが六甲と思われたらどうしようかと・・・

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シェール道から徳川道へ入り、新穂高への取りつきを探します。けっこうわかりにくく、看板を発見して
登るに至りました。クマザサが生い茂っていてさらに登りなので登りにくい感じです。
ただし破線とまではいかないか、くらいのものでした。

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山頂はあまり展望はよろしくありません。人気がないのはこの為でしょう。

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この新穂高ですが西側の方が荒れている様子です。不明瞭ではないのですがそれらしき道が
何本もあったりしてあまり決定的じゃない感じでした。どれも登山道じゃないかと感じるような印象です。

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他にも新穂高へ登って来た人もいてその人も不安なのか道先を訪ねておられました。
三枚岩や登り返しのピークなどもあり登ることも出来ました。ここも高度感抜群です!

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登山道はガレていたり急斜面だったりとけっこう滑りやすく歩きにくかったと思います。
破線であっても着実に登っていれば危険とまではいかないという印象です。
でも事前に調べておいた方が無難かもしれません。

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新穂高はあまり展望がない茂みというイメージでしたが609のピークや岩盤の景観など
色んな楽しみ方があって見方によっては多彩な登山が楽しめると思います。
徳川道へ合流して水場で一服の後、元来た道を戻ります。

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そして杣谷へ。

杣谷は別名カスケードバレーと言いまして小さな滝が連続する沢ルートのようです。
トエンティクロスが整備されつくしてあまり自然を満喫できないこともあってこっちに
してもらったんですが皆さんにとってよかったのでしょうか?

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私の場合は堤などがあって景観は完璧ではなかったものの巻道や小滝の
いくつかを見ながら沢筋を歩くことができてよかったと思います。
涼さんはこのルートは10年ぶりだそうでもしやこのコースに
何か問題があったのかもしれないとややドキっとしました。

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この沢を下っているときに何やら焦げくさい臭いがしたんで怪しいなあ~と感じました。
なんか白みかかってましたし・・・もしかして山火事?とか思いましたね。謎でした。
そして台風の為かここも崩落していたようです(--;

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ヘタしたら引き返すのか~なんてちょっと不安に感じたんですけど迂回路があるようでした。
迂回路を通ると体力的にアレなんで崩落個所をそのままつっきる結論に至りました。
しばらく行くと確かに登山道がざっくりえぐれておりましたが、増水しているわけではなかったので
慎重に登り返すと問題はありませんでした。

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ここから普通の登山道を行き霊園に出ます。
ここで運よくタクシーが来たので拾ってもらい王子公園に戻りました。
ここからは無意味な住宅地歩きを30分続けることになっておりましたので
満場一致で決定しました。

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登山好人さんの腰もけっこうキテたようです。。いや~普通でも
あの尾根の起伏は応えるんで無理はありません。ゆっくり疲れをいやしてくださいな。

参加者の皆さん、ありがとうございます。そして私の個人的なリクエストにお付き合い頂き感謝します。
また次の機会を楽しみにしております。

GPS端末 XperiaUL


参考記録
摩耶山:ユルケイ登山
摩耶山にて:pretty please mountain on top
by ikakan | 2013-09-28 22:41 | 登山
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